以前は男性に更年期障害なんてないと言われていましたが、今では「男性更年期障害」という言葉も当たり前にいわれるようになりました。
一般的には早い人で40代、男の厄年(つまり42歳)頃から始まります。
私もズバリこの頃に更年期障害の症状がでました。
ところが最近では、若年性の更年期障害が問題になっています。
20代前半なのに勃たなくなった、、、
たまらず病院に行ったら「更年期障害」と診断された。
そんな事も珍しくなくなったのです。
このように若いうちに更年期障害の症状がでることを「若年性更年期障害」と言います。
目次
若年性更年期障害セルフチェック
以下の様な症状が5つ以上あてはまると若年性更年期障害の可能性があります。
- 最近、妙にイライラする
- なにもないのに突然不安に襲われる
- 動悸がする
- 夜中に目が醒める
- 勉強や仕事に対する集中力が続かない
- 疲労感がいつもある
- 性欲がなくなった
- 勃たない
- 突然、発汗する
- 人と会うのが面倒になった
中には性格でもともとそうだったものもあると思います。
以前は違ったのにここ最近、変化があった場合にあてはまる場合です。
若年性更年期障害の原因
そもそも男性の更年期障害も女性と同じようにホルモンのバランスが崩れることで発症します。
具体的には男性ホルモン(テストステロン)の分泌が極端に減少することによります。
この男性ホルモン分泌の減少が何らかの原因によって若いうちから減ってしまうんです。
考えられている要因として
「ストレス」、「睡眠」、「偏った食事」
が挙げられます。
若年性更年期障害の予防と対策
とにかく前に上げた3つのことに意識を向けてみてはどうでしょうか。
ストレスに対して
現代の情報スピードはもはや生身の人間には手に負えないものがあります。
数日だけでもスマホやパソコン、テレビなどから離れてみましょう。
特にスマホは生活に必須のアイテムになっていますが、同時にストレスの元凶にもなり得るものです。
また人間関係のストレスも大きな要因となりえます。
我慢出来ない場合は現状いる場所から一時、物理的に離れることも作のひとつです。
睡眠について(運動も含む)
われわれは寝ている時間に体や脳を休め、また必要なホルモンも分泌します。
しっかりと時間を確保することも必要な事ですが、それだけでなく規則正しい生活を心がけましょう。
朝は太陽を浴びて、昼間は体を動かし、夜は早いうちに寝床につきましょう。
食事について
われわれの体は口から入ったものからしか作られません。
ファストフードはなるべく少なくしましょう。
一人暮らしの場合は特に食事が偏りがちです。
サプリなどを上手く活用することも方法の1つです。
若年性更年期障害のまとめ
更年期障害のつらさは周りからはなかなかわかってもらえません。
周りにそういう人がいたら単なる「サボり癖だろっ」とか、「気合が足りないんだよっ!」とか思われがちです。
実際私も自分が更年期障害を発症してはじめてその辛さがわかりました。
あまりに症状がひどい場合は我慢せずに病院に相談しましょう。
病名がつくことで逆に安心することもありますよ。(私はそうでした。)
- 20代でも若年性更年期障害はあり得る
- 原因は主に「ストレス」、「睡眠」、「偏った食事」
- ひどい場合は我慢せずに医療機関へ