勃起障害の兆候は様々ですが、最も易しいチェック術は朝勃ちの確認でしょう。
10代の頃はパンパンの状態になったちんこの疼痛で目醒めるケースもちょくちょくでした。
残念なことにふと気づけば消え失せている。
何を隠そう朝勃ちのない状態に恐ろしい疾患が潜んでいる可能性が考えられます。
あすから確認してください。
朝勃ちはなぜおきるのか?
基本的に朝勃ちはどうして起こるのでしょう?
最も有力な見解はレム睡眠時に勃起するという説です。
ノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)のサイクルで、自律神経も変わります。
自律神経は交感神経と副交感神経がありますが、勃起は副交感神経が優位なときに出現すると言われています。
レム睡眠時には副交感神経が優位になって勃起が生じるのです。
朝、目を覚ます際浅い睡眠から目覚めた時は丁度勃起している時点ということなのです。
またこの作用に関してじつはきちんと明確になっていないんです。
ただ勃起してチンコに血液が流れ込み、酸素と栄養素を送り込んでいるとも考えられています。
朝勃ちに勢いがなくなる要因
それではこの朝勃ちが生じない原因はいかなる事が考えられるのでしょうか?
多岐にわたる原因がありますが、真っ先に可能性があることは男性ホルモンの減少だと言えます。
男性ホルモンが男性の一生涯の内で最も高まるとされているのは20歳前後です。
この時期においては眠っている間の50%は勃起をしている状態にあります。
その後に、年齢にしたがって男性ホルモンが減少すると同時に勃起状態も短くなります。
とは言っても元気であれば60歳代だとしても寝ている間の2割程度は勃起しているのが普通の状態です。
次いで疑われるのは血管の障害です。
ちんこの血管は体のどの箇所のと比べても細く目詰まりし易いと言われています。
動脈硬化や高脂血症によって血管が詰まれば物理的に阻害されるわけです。
そしてこの状態が進行すると、その次は心筋梗塞や脳梗塞に直結する可能性が高いです。
寝ている間の勃起チェック
目覚めた時に勃起していない場合でも睡眠中に勃起していることもあります。
それのチェック実施法として性機能の専門医院においては「リジスキャン」と言われる器材があります。
これは寝ている間に「ちんこ」にまき付けておくと「ちんこ」の太さがコンピューターに記録保存されて、起床後に診査で勃起障害を検証することが可能となります。
病院を受診することが嫌な場合は、家でも楽にチェックする手があります。
「スタンプ法」と呼ばれるものでミシン目が切れてないままの切手を「ちんこ」に巻いて目覚めて切れていたなら勃起したということになります。
気を付ける点は何日間か継続することです。
中高年は勃起回数自体も少なくなっています。
1週間に1回でも勃起があるのなら大丈夫だろうといわれます。
朝勃ちの勢いを取り戻すための対策
男性ホルモンが少なくなっている場合
男性ホルモンの中でテストステロンは性欲の根源と言えます。
そのテストステロンが減るともちろん、性欲もなくなる。
何だかムラムラしない、エッチすることが面倒くさいという人はテストステロン値低下が疑われます。
近頃若年層でもテストステロン値が低めの男性もいたりとか。
このテストステロンは有酸素運動や筋トレで増やすことが可能です。
血管障害の場合
生活全般の改善が絶対必要です。
タバコ、お酒、脂っこい食生活、運動不足等々血管を詰まらせる原因は多種多様です。
この機会に一旦、生活を改善した方が良いでしょう。