「なーんか最近、ちんこ小さくなってね?」
そんな事を漠然と感じている男性いません?
私のモノも明らかに勃起状態で20代の時よりも小さくなった気がしています。
グリップした時の指の余り具合いがだんだん増えてきた!?感じが、、、、。
「たまたま調子が悪いだけさっ」って思っていたら大きな間違い。
そのまま縮んでいく一方かもしれません
目次
ペニスの構造
まずはペニスの構造を確認してみましょう。
われわれのムスコの構造は下記のようになっています。
海綿体と言われる血液が充満する組織は全部で3つ。
2対の並んだ太いものと、その下尿道海綿体と呼ばれる細いものが1本です。
その海綿体の中心に海綿体動脈があります。
この動脈から海綿体への血液流入が起きて勃起します。
そして海綿体が膨らむことで静脈が閉まり勃起状態が続く仕組みです。
皮膚の下で海綿体を包み込んでいるものが白膜と呼ばれる1ミリほどの厚さがあるコラーゲン組織です。
ペニスが縮む4つの要因
いよいよ本筋です。
ペニスが縮む(ように感じる、もしくは本当に縮んでいる)原因は大きく4つ考えられます。
- ペニスの動脈硬化や血流量の低下
- 海綿体白膜の弾性低下
- ペニスの静脈系の閉鎖機能低下
- テストステロン値の低下
上から見ていきましょう。
1.ペニスの動脈硬化や血流量の低下
ペニスに限ったことではないですが、食生活や運動不足で血管内にコレステロールや脂肪がたまり血管が詰まりだします。
物理的に血管を流れる血流も悪くなり、血流量も低下します。
またこの症状は一番最初にペニスにでます。
その理由はペニスの動脈が身体中の血管で一番細いからです。
この状態を見過ごすと、次は心臓、脳の血管が詰まる可能性があります。
2.海綿体白膜の弾性低下
われわれのペニスはただの風船ではありません。
海綿体に流れ込む血液量には限界があります。
その限界を決めているのは海綿体を包み込む白膜です。
この弾性が高い人は通常時に小さいペニスでも勃起すると他の人より大きくなることがあります。
よく「ペニスの膨張率が高い」って言ったりしますよね。
ちなみに日本人の男性はこの膨張率が欧米の男性よりも一般的に高いと言われています。
で加齢とともにこの白膜の弾性が悪くなります。
つまり白膜が硬くなって伸びなくなるんです。
結果、かりに血流が確保されたとしても(実際は血流も悪くなるんでしょうが)若いピチピチした時よりもペニスは大きくなれないことになります。
3.ペニスの静脈系の閉鎖機能低下
勃起は海綿体に血液が溜まっている状態でおきますが、状態を維持するためには海綿体に血液を閉じ込めておく必要があります。
加齢とともに閉じ込める働きをする静脈系の閉鎖機能自体が衰えてしまうことがあります。
結果、水をためるために全開で蛇口をひねっていても、排水管のフタがされてないのでいつまでも一杯にならない状態と同じになります。
4.テストステロン値の低下
これは体だけでなく気持ちの問題も含みます。
そもそも性欲自体があまり湧かない、やる気が起きない状態です。
性欲湧かないので、まあペニスが縮もうが困ることはないのかもしれませんが、ペニスの問題だけでなく、テストステロン値の低下で男性の更年期障害に進展する可能性もあります。
ペニスが縮むのを防ぐためには
結局のところ、ED(勃起障害)対策と同じことをするしかありません。
一般的に言われることの繰り返しになりますが、
- 食生活を見直す
- 喫煙・過度の飲酒を止める
- ストレスを減らす
- 運動をする
- セックス・オナニーを定期的にする
当たり前すぎて、「なーんだ」と感じるでしょう。
けっして「この精力剤さえ飲んでれば大丈夫」とは言いません。
ペニスが縮むのを防ぐためには当たり前のことを実践することでしか結果はだせないのです。
- 加齢でペニスが縮むのは事実
- 原因は主にペニスの血管関連と男性ホルモン
- 対策は栄養補給と地道な生活習慣の改善